更新情報
- ウェブサイトリニューアル。2023.1.1
- 高級香木線香お試しセットを掲載致しました。 2018.6.15
- 銘香五筆中バラを掲載致しました。2017.6.21
- 京山墨書の香りご進物を掲載致しました。2017.11.10
淡路島ははじめて香木が漂着した地と呼ばれています。推古天皇3年(597年)に淡路島に漂着した香木を天皇に献上。淡路島は中国山地と四国産地の間でできる「西風」の影響をうけやすく、製造過程で乾燥を必要とするお線香作りには非常に有益でした。そして江戸時代には、船を使った原料の搬入や製品の輸送など恵まれた条件が揃っていたため、お線香づくりが栄えました。
天然の香料は入手した産地や季節、個体などよって香りが異なります。それらを複数種類練り合わせ、繊細に香りを整える調香という技術が職人に刻まれていきました。湿度や気温が少し変わるだけでお線香の質が変わるため、製造過程では今なお職人が手のひらで握りしめて繊細な質感を見極め、お線香の質を整えていきます。
元は港町の陸の手工業として栄えたお線香作り。多くの作業が機械ではなく手仕事でおさめられています。お線香づくりにおけるさまざまな工程が細分化され、江井の町ではすべての住人がお線香作りに関わっているとも言われています。それは今も町中で受け継がれており。精華堂のお線香は町の皆様の手仕事の力をお借りしてお線香を作りあげています。
守り続けた伝統の製法、厳しい品質管理、町に受け継がれた手仕事によって、精華堂のお線香は全国の寺院でも愛用されています。寺院で用いられるお線香から、ご家庭であげやすいお線香までさまざまなものを取り扱っております。是非ともごらんください。